旬の地元農産物を使った“お袋の味”が人気です。JAしおのやが運営する高根沢町光陽台1丁目の農産物直売所「たんたんプラザ光陽台」内の総菜コーナー「うまい屋」には、オリジナルの「手づくりおからコロッケ」をはじめ、空揚げや天ぷら、煮物、サラダなど30~40種類の総菜が並びます。運営しているのはJAしおのや女性会の有志6人。代表を務めるのは、田村悦子さん(60)です。

 うまい屋は2004年4月、同直売所と同時にオープンしました。同直売所の前身となった青空野菜市にかかわってきた田村さんたちが、売れ残った朝採り野菜を有効活用したいと考えたことがきっかけです。「総菜を介して消費者の皆さんとコミュニケーションを図る場にしたいとも思いました」と田村さんは笑顔で話します。

 近隣にはスーパーや弁当店、コンビニなど、総菜を取り扱うライバル店がいくつもあります。田村さんは「競争が激しく大変です」と気を引き締める一方、「ここで使う野菜は、生産者が直接届ける地元の安全なものです。総菜にも添加物は使っていません」と、安全安心での差別化に自信をのぞかせます。これからの季節は、ヤーコンやサツマイモ、菊などの秋の味覚を楽しめる総菜がお目見えします。

 [写真なし]作りたての総菜を店頭に並べながら来客と言葉を交わす「うまい屋」代表の田村悦子さん(写真左)