国道50号沿い、東北自動車道佐野藤岡インターチェンジのほど近くという絶好のロケーションに位置する道の駅「みかも」は、4月21日にオープンしました。その中の農産物直売所「万葉の里」は、おもに藤岡町やその近隣の農家が生産した新鮮な農産物を販売しています。約190人の登録農家が育てた特産のサツマイモ、トマト、旬を迎えた桃など約40品目が棚いっぱいに並んでいます。

 東に道の駅「思川」、北にいわふねフルーツパーク「花野果(はなやか)ひろば」、西にはアグリタウン「花の停車場」と“直売所激戦区”の中でも「安全でよい品を、市場に卸すつもりで」をモットーに頑張っています。オープンから約10万人のお客さんが利用し、売り上げは3カ月で6500万円と、当初の年間目標4800万円を早くもクリアしてしまいました。

 藤岡町の農業は、米麦中心で部門別構成割合で米作農家が44・9%(2004年)と近隣の市町と比較しても格段に高いのが特徴です。JAしもつけ藤岡地区営農経済センターの大橋博センター長は「この直売所の開設で、小口で販売できる新たなルートができて、野菜、果物などの作物にも興味を持つ農家が増えました。消費者の反応が直接返ってくるのも刺激になり、地域農業の活性化につながっていると思います」と話しています。

 日に何度となく、農産物を納めている農家の早乙女正司さん(54)=同町大田和=は「近所のお年寄りたちも元気になった。せっかく町がつくってくれた施設だから頑張るよ」と話しています。

 ほかの登録農家も搬入の際に、店に立ち寄り商品の紹介をしたり、お客さんが買い込んだたくさんの作物を段ボールに詰めて駐車場まで運んだりと、そんな温かな光景がそこここに見られます。顔が見えるということは農家にとってもうれしいことのようです。

 [写真説明]4月にオープンした道の駅「みかも」の農産物直売所「万葉の里」。旬の桃など約40品目が並ぶ

【データ】

所在地 藤岡町大田和678

電話 0282・62・0990

営業時間 午前9時~午後5時 

(9月末までは午後6時30分まで)