真岡市田町のJAはが野高機能物流センター(パッケージセンター)は、青果物をそのまま店頭に並べられる姿に小型パッケージして出荷しています。流通の途中で行われているパッケージを産地で行うことで中間コストの削減につなげたり、生産者が担っていた選別作業の負担を軽減したりすることなどが狙いです。

 同センターは、県内JAで初めて、パッケージ機能と、管内の契約取引を管理する中心的機能を兼ね備えた施設として、2004年4月にオープンしました。花きの集荷施設も併設しています。10月から翌年6月まではイチゴ、6月から11月まではナス、ほぼ周年でトマトを主に取り扱っています。

 毎朝、生産者がコンテナで搬入する新鮮な野菜を、白衣姿の作業員たちが流れ作業で次々に選別、小分け、パッケージしていきます。「生産者がそれぞれ選別するより、規格の統一が徹底できます。さらに、『JAはが野』のマークの入ったここだけのパッケージを使っているので、消費者に産地を明確にできます」と飯野裕司次長はアピールします。

 大手量販店など約10社と行っている契約取引では、各取引先の戦略に合わせてパッケージの量や種類を変えるなど、細かい注文に迅速に対応できることもメリットです。

 稼働率は150から200%。本年度の年間取扱高はパッケージが6億円、契約取引などが20億円に上る見込みです。同JAは真岡第2パッケージセンターを今年12月、市貝パッケージセンターを来年3月に稼働させる予定です。拠点を増やすのに伴い、タマネギやジャガイモなど取り扱い品目も増やす計画です。

 [写真説明]トマトを選別し、小型パッケージする作業員=JAはが野高機能物流センター


JAはが野
代表理事組合長 武田周三郎
組合員数(平成16年度) 2万1826人
扱い高(農畜産物) 214億6906万円
住所 真岡市八条95
電話番号 0285・83・7701