「早く大きくなってね」。小さな手に鮮やかな緑色の苗を持ち、秋の収穫時を楽しみに田植え作業を行う子どもたち。JAはが野の生きた農業の体験教室「未来ちゃんクラブ」は地域の子どもたちに大人気です。

 同クラブは2002年から、真岡、二宮、益子、茂木など管内6地区の小学校高学年を対象に自然と親しむ学習の場を提供。益子や二宮ではサツマイモ植え、芳賀ではイチゴ狩り、そば打ちなど地区の特色に応じて月1、2回程度行っています。5月の田植え体験では、子どもたちは田んぼに手を入れ、苗を植える作業に真剣な表情。収穫時の秋には自分たちで作った農作物の試食会も実施します。「自分で植えた米や野菜を食べるのが楽しみ」と子どもたちは笑顔に包まれます。

 子どもたちの指導には各事業所担当者のほか、青年部や地元農家などもあたります。同JA総合企画部次長の菅谷恵一さんは「農業体験を通じて、子どもたちに食料の大切さや収穫の喜び、地域とのつながりを伝えたい」と意欲を見せています。

[写真説明]生きた農業体験教室「未来ちゃんクラブ」で、苗を手に楽しそうに田植え作業を行う子どもたち=真岡市内