日光市土沢の鈴木キヨノさん(65)は、今市特産のそば粉を使い郷土料理「そばだんごのおすいもの」を考案。地元食材を生かしたオリジナル料理を宿泊客に提供している鬼怒川温泉「あさやホテル」主催の第2回あさや郷土料理コンテストに出品し、最高賞に輝きました。

 兼業農家の鈴木さんは、休耕田を利用してソバを栽培し、そば粉を地元JAの直売所で販売しています。一方、子育て支援などのボランティアにも取り組み、自宅に集う子どもたちやその母親らを、自家製の食材を使った料理でもてなしています。野菜嫌いが多いという最近の子どもたちですが、鈴木さんは自分の手料理を喜んで食べる子どもたちの姿を見て「小さいうちから野菜を食べさせ、好き嫌いをなくすことが大切」と感じています。

 今回の料理は「野菜を取れる料理にしたい」と、がんもどきをヒントに、ひじきやほうれん草などとそばがきを混ぜて揚げました。具だくさんのそばだんごは、天つゆやしょうがじょうゆで食べると絶妙な味わいです。あさやホテルでは今月から、この料理をブッフェで提供しています。鈴木さんは「地元食材を使った料理なので、直売所の販促にもつながればいいと思います」と期待しています。

 [写真説明]オリジナル料理「そばだんごのおすいもの」を自宅に集う親子らに振る舞う鈴木さん(写真左)