東北自動車道を那須インターチェンジで降り、那須街道を湯本方面に約4キロ走ると「道の駅那須高原友愛の森」があります。「ふるさと物産センター」は、この一角にあります。1989年にオープン以来、土産品を求める場所として、那須を訪れる観光客に親しまれています。

 農産物の加工品をはじめ、地元蔵元の銘酒、グッズ類など幅広い商品が並んでいます。この地方ならではの「手作りみそ」、那須町内の修道院で作られている「ガレット」、地元産の牛肉を使った「カレー」、近隣で採れた大根やキュウリを使った各種漬け物などが人気です。「『農家の自信作なすそだち』というブランド名で販売しているコシヒカリは、根強い人気がありますよ」と渡部正広所長は話します。96年のJA合併によって商品の供給元も広がりました。

 同道の駅には、物産センターのほかに、観光交流センター「あぐり館」、自然観光館、農産物直売所であるふれあいの郷直売所、工芸館などの施設があり、これらの施設が相乗効果をつくり出しています。観光シーズン中には、ここを会場に町内各団体が集まって「那須フェア」が繰り広げられるほか、「手作りまつり」「収穫祭」なども行われ、那須観光情報の発信拠点としてたくさんの観光客でにぎわいを見せます。

 家族4人でふるさと物産センターを訪れていた茨城県桜川市の大関秀己さん(55)は「自分も商店を経営しているので、お店の中もついそうした目で見てしまいますね」。棚に並んでいる地酒を手に取り、「この辺りではいいお酒ができるんですね」。妻の京子さん(52)は「知り合いから那須に行ったら花豆を買ってきてと頼まれました。ここにはたくさんあるのでさっそく買って帰ります」と楽しそうでした。

【データ】

所在地 那須町高久乙593−8

電話 0287・78・0100

営業時間 2月までは午前9時~午後5時(3−6月、10−11月は午後5時30分まで、7−9月は午後6時まで)

定休日 3月まで水曜日(4−11月は無休)

 [写真説明]農産物の加工品など土産品が多く並ぶJAなすの「ふるさと物産センター」