【ニューヨーク共同】6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は大幅続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが前日比9・89ドル高の1バレル=90・90ドルで取引を終えた。終値として約2年5カ月ぶりの高値を付けた。一時92ドル台まで高騰した。中東での軍事衝突激化に伴う供給途絶への不安から買いが膨らんだ。
米イスラエルとイランの交戦開始以降に相場が急上昇しており、ブルームバーグ通信によると、週間では過去最大の上昇幅となった。インフレ再燃など経済に悪影響を与えるとの懸念も強く、6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日比453・19ドル安の4万7501・55ドルと続落し、約3カ月ぶりの安値を付けた。
中東の混乱を受け、世界の原油供給の約2割が通過するホルムズ海峡で商業船舶の航行が事実上途絶しており、カタールのエネルギー担当閣僚が2~3週間以内に150ドルまで急騰する可能性を指摘したとも伝わった。
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