葉がチリチリと縮んでいることからその名が付いた「ちぢみほうれんそう」。9月上旬から10月上旬に種をまき、12月中旬から2月下旬に収穫・出荷する冬季限定の野菜です。県内ではJAおやま管内で盛んに栽培されています。

 同JAほうれんそう部会ちぢみほうれんそう部(大越秀敏部会長、63人)は、新たな産地づくりを目指し、栽培に取り組んでいます。同部会のちぢみほうれんそう作りは、市場や種苗会社の勧めで、2003年からスタートしました。現在の栽培面積は990アールに上ります。ちぢみほうれんそうは普通のものに比べ、葉が肉厚で甘みが強いのが特徴。同JA営農部園芸課主任の早乙女充宏さんは「気温が低いほど甘みが増します。管内はとても気候に恵まれています」と説明します。

 品質にこだわり、12月は糖度8度、1月、2月は10度以上のものを出荷しています。大越部会長は「今年は寒さが厳しいことに加え、台風などの長雨も少なかったので、例年にも増して甘みがのって、おいしいです」と自慢のちぢみほうれんそうを手に、笑みがこぼれます。出荷先は首都圏がメーンですが、ここ数年は地産地消の高まりとともに県内市場にも出荷し、小山市内のスーパーなどにも出回るようになりました。

 昨年12月からは、包装の袋にQRコードをプリント。携帯電話のカメラを使い、ちぢみほうれんそうの紹介やレシピを載せたとちぎ農産物マーケティング協会のホームページにアクセスできます。「たくさんの人に、おいしさを知ってほしい」と語る大越部長。今後も栽培面積を拡大し、新たな産地として発展を目指します。

 [写真説明]ちぢみほうれんそうの栽培に取り組む大越秀敏部会長


JAおやま
代表理事組合長 田波子平
組合員数(平成18年1月末正准組合員合計) 1万3448人
扱い高(農畜産物) 115億2635万円
住所 小山市神鳥谷1の11の32
電話番号 0285・25・3155

※ちぢみほうれんそうに関する問い合わせ JAおやまグリーンセンター電話0285・45・4089