さわやかなユズの香りを、いつでも楽しめる調味料や入浴補助剤に−。JA足利ゆず部会(大美賀厚会長、21人)は、生産したユズを使ってオリジナルの加工品を製造し、限定販売しています。

 同JA管内のユズの生産は約20年前、足利市北部山間地の活性化を目指す同市の補助事業の一環でスタート。1992年に同部会が発足し、加工品の製造販売にも取り組むようになりました。「規模が小さい駆け出しの産地です。ネームバリューがある四国などの大産地に勝つために、付加価値をつけようと努力してきました」と大美賀会長は振り返ります。

 厳選したユズを一つひとつ丁寧に搾った汁を生かし、これまでに3種類のオリジナル加工品を商品化しました。天然果汁100%の手作り調味料「万能ゆずC」は、鍋物や湯豆腐、白菜漬けなどにぴったりの人気商品。冬至に限らずユズ風呂を楽しんでもらいたいと考案した入浴補助剤「純生ゆず湯の香」は、95年度の足利市産業奨励賞に輝きました。ユズの香りと酸味が効いた「足利ゆずわいん」は、大手ワインメーカーに委託し製造しています。

 良質な果汁を採るため、果実に汁がたっぷり含まれる時期を見計らって収穫します。部会員たちは10月下旬から、収穫と搾汁作業に追われてきました。今年の限定販売は、まず「万能ゆずC」「純生ゆず湯の香」について、同JA恒例のJAまつりが開かれる11月26、27の両日ごろから、同JAの北郷、御厨、山前の各経済センターで開始します。

 [写真説明]鮮やかな黄色に色づいたユズを収穫するJA足利ゆず部会の湯澤有さん=足利市松田町


JA足利
代表理事組合長 古郡長三郎
組合員数(平成16年度) 1万3316人
扱い高(農畜産物) 17億4913万7647円
住所 足利市弥生町20
電話番号 0284・41・7151