農業体験を通し食に関心を−。地産地消が広がる中、子どもたちの農業体験や食育が各地で進められています。足利市坂西北小学校(小野耕一校長、217人)では昨年12月19日、6年生のそば打ち体験が行われました。

 同校では毎年、地元の生産者の協力を得ながら、農業体験に取り組んでいます。「児童たちにはつくる苦労を知り、食べ物への感謝の気持ちを持ってもらいたい」と小野校長。今年もサトイモやサツマイモなどを栽培したほか、6年生46人はソバを育ててきました。

 この日は、地元のそば店経営者の指導で、収穫したソバをひいて作ったそば粉を約2時間でこねたり伸ばしたりし、ゆであげました。吉川僚一君は一口食べると「最高です」。皆、手作りの味にご満悦でした。

 足利市は昨年11月、「足利市地産地消推進計画」を策定しました。基本方針として(1)豊かで安心・安全な地元農畜産物の供給(2)生産者・消費者・流通関係者の相互理解・協働関係の構築(3)食を通じた文化の継承−を掲げ、子どもたちの農業体験についても同計画に盛り込んで後押しています。

 [写真説明]栽培したそばをひいたそば粉でそば打ちを体験する足利市坂西北小学校の6年生たち=昨年12月19日、同校