「保存食」というと皆さんはどのようなものを連想しますか?

 保存食は冷蔵庫がない時代に、食べ物が不足する時期に備えて、地域の食材・気候などに応じて旬の野菜や肉、魚などを長期間保存できるように加工したものです。

 漬け物やジャム、新巻鮭のように塩や砂糖、酢などで漬ける方法、切り干しダイコンや干しシイタケのように乾燥する方法、カツオ節やベーコンのようにくんせいする方法、納豆やチーズのように素材を発酵させる方法など、古くからいろいろな方法で保存食が作られてきました。

 どれも「保存」を目的にしていますが、元の食材と異なる食感となり、新たな風味も加わります。さらに、乾燥や発酵では栄養成分も高まります。

 このように、保存食は私たちの食生活を豊かにしてくれます。昔の人の知恵は、素晴らしいですね。皆さんも手軽に作れる「ジャム」や「漬物」から挑戦し、わが家の「味」を作ってみてはいかがですか。