【ワシントン共同】ベセント米財務長官は22日、FOXビジネスの番組で、中国との閣僚級協議をマレーシアの首都クアラルンプールで25、26両日に開くと明らかにした。中国が発表したレアアースの輸出規制を巡る対応などが主要な論点となる。月内に韓国での開催を調整しているトランプ大統領と習近平国家主席の会談を前に双方がどこまで歩み寄れるかが焦点となる。
ベセント氏は「問題を解決させて、首脳が前向きな雰囲気で会談に入ることを期待している」と述べた。
米国からベセント氏と通商代表部のグリア代表、中国から何立峰副首相が参加する見込み。5月にスイス・ジュネーブで初めて協議を開いて以降、同じ枠組みでの5回目の対面会談となる。
米側は中国のレアアース輸出規制に強く反発し、トランプ氏は中国が取り下げなければ100%の追加関税を課すほか、一部のソフトウエアの輸出規制に踏み切ると強調している。ベセント氏はホワイトハウスで記者団に、対抗措置に関し「あらゆることを検討しており、先進7カ国(G7)と協調する」と述べた。
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