【ワシントン共同】トランプ米政権は22日、ウクライナに侵攻を続けるロシアの石油大手2社に制裁を科すと発表した。米メディアによると、第2次政権での対ロシア直接制裁は初めて。停戦に後ろ向きなロシアのプーチン大統領を交渉の席に着かせるために方針を転換した。トランプ大統領は、近く実施するとしていた米ロ首脳会談は、成果が見込まれないと判断し取りやめたと主張した。
制裁は、ロシアのエネルギー分野への圧力を強め、戦費調達能力を弱める狙い。米国内の資産を凍結し、取引も制限する。ベセント財務長官はFOXビジネスで、米国の対ロ制裁では「最大規模になる」として、日本を含む先進7カ国(G7)に協力を求めると話した。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、制裁について「時が来たと感じた」と述べた。これまでのプーチン氏との会談を振り返り「良い話し合いはできるが、結局は何も進展しない」と不満を示した。制裁について「長く続かないことを願う」とも述べた。
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