3月3日は、ひな祭りですね。子供のころ、おひなさまの前で桜もちや草もちを食べたり、白酒を飲んで楽しい一日を過ごした記憶があります。桜もちはかわいらしいピンク色、草もちは鮮やかな緑色で目を楽しませてくれます。春の訪れを感じる行事にぴったりですね。

 ところで、草もちの起源は中国にあると言われています。古代中国では、ハハコグサ(ゴギョウ)が厄よけになるとされ、その草を練り込んだもちが食べられていました。それが日本に伝わり、その後日本人になじみが深く、同じように厄よけにもなるヨモギが使われるようになりました。

 ヨモギは食べる以外にも、止血、鎮痛の作用があることから、生の葉を潰し、打ち身や切り傷などに使われたり、乾燥させお灸にも使われてきました。

 これからの季節、田んぼの土手やあぜ道にヨモギが力強く芽を出します。草もちのヨモギパワーで厄よけをして、家族みんなで元気に暮らしたいですね。