お正月を迎え、準備に忙しくなりますね。お正月の必需品に、特別におはしを用意なさる方も多いでしょう。そのような方は、いつもの割りばしに代えて「まるばし」をお求めになると思います。まるばしの材料は白木(主にヤナギ)で、多くは「寿」と書かれたはし袋に入っていて、お正月やお祝い事に用意されます。

 まるばしが使われる理由は、材質のヤナギが雪の重みに耐え、春いち早く芽を出す(おめでたい)ものであり、寸法も事の始まりなどに喜ばれる末広がりの8寸(24センチ)となっているためだそうです。

 形状も俵形で、家庭円満で一年中食物に不自由しないように、との願いが込められたものであるとか。両端が細く、両方使えるようになっていることから、片方は神様が、片方を人が使うことで、神様とお祝いの食事を共にするといった意味があるといわれています。

 元旦に、このようなことを思い出しながらおせち料理をいただくと、いつも以上においしく感じるかもしれませんね。