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 小中学生でつくるチアリーディングチーム「スパークスガーネット」は、今年3月に千葉市で開かれたオールジャパン・チアリーディング&ダンス全国選手権大会に出場。ジュニアチアリーディング部門レベル1で、見事優勝しました。10人の力を合わせて勝ち取った栄冠に、メンバーの笑顔が弾けます。

今年3月のオールジャパン・チアリーディング&ダンス全国選手権大会で、見事優勝した「スパークスガーネット」の皆さん。 左上から、指江 愛唯(さしえ・めい)さん、鈴木 羽紅(すずき・うくれ)さん、坂本 陽(さかもと・みなみ)さん、亀山 希翠(かめや ま・のぞみ)さん、中山 澪(なかやま・みお)さん。左下から、岩崎 唯乃(いわさき・ゆの)さん、服部 琴葉(はっとり・ことは)さん、 早川 あさひ(はやかわ・あさひ)さん、坂井 亜優(さかい・あゆ)さん、板橋 茉海(いたばし・まみ)さん
今年3月のオールジャパン・チアリーディング&ダンス全国選手権大会で、見事優勝した「スパークスガーネット」の皆さん。 左上から、指江 愛唯(さしえ・めい)さん、鈴木 羽紅(すずき・うくれ)さん、坂本 陽(さかもと・みなみ)さん、亀山 希翠(かめや ま・のぞみ)さん、中山 澪(なかやま・みお)さん。左下から、岩崎 唯乃(いわさき・ゆの)さん、服部 琴葉(はっとり・ことは)さん、 早川 あさひ(はやかわ・あさひ)さん、坂井 亜優(さかい・あゆ)さん、板橋 茉海(いたばし・まみ)さん

(企画・制作 下野新聞社営業局)

厳しいコロナ禍を乗り越えて

 「スパークスガーネット」は、体操部門とチアリーディング部門で構成される「ドッペルスポーツクラブ」が母体になっています。同クラブのチア部門として活動する中、各種大会出場を目指す大会チームとして2019年に発足。現在のメンバーは、多くが当時からの仲間たちです。
 最年長の坂本 陽(さかもと・みなみ)さん(14)=栃木市立西中学校2年生=は、優勝について「言葉が出ないほどうれしかったです。表彰式で賞状を受け取って喜びがこみ上げました」と感激の表情です。
 チーム結成の翌年の20年の全国選手権大会には、小学1年から4年の部門で出場できる予定でしたが、コロナ禍で大会自体が中止となってしまいました。21年はビデオ審査でしたが、残念ながら入賞できず。22年に初めてリアルの大会で小学1年生から6年生の部門で3位に入賞。そして今年、小学4年生から中学生の部門で念願の優勝を勝ち取りました。
 「コロナ禍の間、なかなか集まって練習することもできず、正直、落ち込んでいましたが、自主トレーニングなどで頑張ってきました。そういう努力の結果だと思います」。スタンツなど大技が決まった時の達成感が大きな魅力と話す坂本さんは、「今のメンバーで一緒に喜び合えて本当によかった」と話します。
※複数人で組体操のように、人を乗せたり飛ばしたりするチアリーディング独特の技術の名称です。

チーム発足時から指導をしてきた小川 さかえさん(左から3人目)
チーム発足時から指導をしてきた小川 さかえさん(左から3人目)

競技を通して互いを支え合う

 亀山 希翠(かめやま・のぞみ)さん(13)=野木町立第二中学校1年生=は「周囲のチームもとてもレベルが高かったので、うれしさと同時に驚きも大きかったです」と優勝について話します。亀山さんも「みんなで集まって練習ができず、モチベーションを維持するのが大変でした」と、コロナ禍の時期を振り返ります。「ただ、その分、メンタル面は鍛えられたと思います」
 チーム発足当時から指導してきた小川 さかえさん(35)は「みんな小さい頃からずっと一緒にやってきているので、意識が高く、お互いのフォローもできるいいチーム。何とか優勝させてあげたいと思っていましたが、実現できて感慨無量です」と喜びます。
 チアリーディングは一人ひとりがチームの一員であることを自覚し、スキルアップに努めることが何より大切と指摘する小川さん。「競技を通して身につけた協力し合う気持ちや社会性などを生かして、社会貢献ができる人材になってほしい」と期待を寄せます。

ジュニアチアリーディング部門レベル1で、見事優勝しました。10人全員の力を合わせて勝ち取った栄冠です
ジュニアチアリーディング部門レベル1で、見事優勝しました。10人全員の力を合わせて勝ち取った栄冠です

アメリカでの国際大会を目標に

 小学1年生から体操を始めた坂本さん。チアリーディングの道に進んだ時は1人だけでしたが、その後、仲間が増えて現在の体制になりました。また、亀山さんはアメリカで4歳から体操に親しみ、帰国後、小学3年生でチームに入りました。2人ともダンスが大好き。「体を使って表現し、見てくれる人が喜んでくれるのがうれしい」と口をそろえます。
 チームとしては、今年からランクを一つ上げて「レベル2」に挑戦しています。今後の目標は、地区大会予選を突破して来年3月の全国選手権大会に出場することです。その先に、毎年5月にアメリカで開かれる国際大会に出場出来ることを夢見て、日々練習に励んでいます。

Profile

ドッペルスポーツクラブ SPARKS(小山市)

イベントや発表会出演を目標とする「一般クラス」と競技大会出場を目的とする「大会クラス」があり、年齢やレベルに合わせて段階的にチアリーディングを学ぶことが出来ます。「スパークスガーネット」は週2回、その他のクラスは週1回練習しています。幼稚園生から中学生まで約50人が所属しており、小山市や栃木市など主に県南地域を中心に活動しています。メンバーも随時募集しています。

ドッペルスポーツクラブ SPARKS 紹介動画
 
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