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 宇都宮チアリーディングクラブ「ANGELS(エンジェルス)」は、今年5月に開催された「オールジャパン・チアリーディング&ダンス・チャンピオンシップUSAナショナルズ全国選手権大会」で優勝を飾りました。コロナ禍の中での大会で、重圧をはねのけて手にした栄冠に、チームにも笑顔があふれます。

今年5月に開催された「オールジャパン・チアリーディング&ダンス・チャンピオンシップUSAナショナルズ全国選手権大会」。カテゴリー「シニア編成レベル2」で横尾 晴穂(はるほ)さん(後列左から3番目)を中心に、日本一に輝きました

(企画・制作 下野新聞社営業局)

例年と違う演技にさまざまな苦労も

 今回、日本一となったチームのカテゴリーは「シニア編成レベル2」。中学生、高校生9人で構成されました。コロナ禍で、大会の審査は映像となり、また、演技の内容も組体操的な要素の「スタンツ」が禁止されるなど、例年とはかなり様相の違うものとなりました。苦労したことも多かったといいます。横尾 晴穂(はるほ)さん(17)は、チームの中の最高学年で中心的存在でした。「優勝した時は、信じられないというのが率直な感想でした。スタンツができないので、ジャンプやダンス、バック転などのタンブリングでカバーしなければならず大変でした」と振り返ります。ただ、こうした演技の練習に一生懸命取り組んだ結果、スタンツもそろうようになったといいます。

優勝した大会では、規定で披露出来なかったスタンツ

 横尾さんがチアリーディングに出合ったのは小学校3年生の時でした。体を動かすことが大好きで、クラブの体験見学会に参加して、やってみたいと思うようになったとのことです。「みんなで息を合わせて練習を積む中で、成功率がだんだん上がるのが実感できる楽しさがあります。笑顔で演技するので性格が明るくなりますね」とその魅力を語ります。

 

 

「楽しむ」ことから競技チアに挑戦へ

 指導に当たっているのは、クラブの代表を務める鈴木 敦子さん(46)です。鈴木さんは高校、大学とチアリーディングの選手として活躍。作新学院高校時代には全国5位となった実績があります。札幌学院大学に進み、在学中にインストラクターの資格を取得し、低迷していたチームをインカレの上位に入るまでに導いた経験も持っています。卒業後、地元に戻って就職し、働きながら一時期はチアダンスの講師なども務めました。

(上)息の合ったダンスも基本となります (下)クラブの立ち上げ、指導も行っている代表の鈴木さん(右から3人目)

 鈴木さんは「どうしてもチアリーディングがやりたくなって、地元でチームを探したんですが、見当たらなくて。それなら自分で立ち上げようと思ったんです」と、クラブ設立当時の事情を語ります。「初めはみんなで楽しくやれればいいかと思っていたのですが、そのうち、子どもたちや保護者から大会への出場を望む声が強くなってきたんです」と競技チアへの挑戦の経緯を話します。その頃、小さかった子どもたちも高校生や大学生となり、運営を手伝ってくれるメンバーもいます。

世界大会出場の夢再び実現したい

 クラブは2019(令和元)年、アメリカで行われたクラブチームの世界大会に推薦を受け、出場した経験も持っています。出場したカテゴリーでは60チーム以上の中から、セミファイナル12位の成績を残しました。「コロナ禍が落ち着いて渡航が自由にできるようになったら、ぜひまた挑戦してみたいですね」と鈴木さんは話します。
 横尾さんは「思い出深いのはやはり世界大会です。各国代表の演技を見て視野が広がり、とても勉強になりました」。高校ではサッカー部に所属しています。両立は大変ですが、「日常の中ではできないことが体験できるし、あいさつなどの礼儀も身に付きます。違う自分が見つけられると思いますよ」。一緒にぜひチアリーディングを、と勧めています。

Profile 

宇都宮チアリーディングクラブ「ANGELS」(宇都宮市)

2010(平成22)年、鈴木代表が立ち上げました。宇都宮市を拠点に活動しています。クラブ員は幼稚園年中から小・中・高・大学生まで80人が加入しています。宇都宮市内だけでなく、鹿沼市、真岡市、さくら市、壬生町、高根沢町など周辺市町からも参加しています。

※新型コロナウイルス感染症対策に留意の上、取材を行いました。(写真撮影の時のみマスクを外してもらいました)

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