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作新学院中等部軟式野球部は、昨年8月の第42回全日本少年軟式野球大会で優勝し、中学軟式野球の日本一となりました。宿敵の星稜中学校(石川県)を破っての栄冠だけに、部員たちの喜びが弾けます。主力の3年生は間もなく卒業しますが、後輩たちに連覇の夢を託します。
(企画・制作 下野新聞社ビジネス局)
全員で同じ方向を向いてやれた
優勝した時に主将を務めていた荒田 竜征(あらた・りゅうせい)さん(15)=3年生=は「優勝直後はただただうれしいという気持ちでしたが、時間がたつにつれて、たくさんの人たちが支えてくれたおかげだったことを実感するようになりました」と振り返ります。
決勝で対戦した星稜中学校は、昨年3月の全日本春季軟式野球大会の決勝で敗れた相手。春に思うような野球ができなかった反省を踏まえ、夏にはしっかりと自分たちのプレーをして楽しもう、と部員全員で確認して臨み栄冠をつかみました。 野球を始めたのは小学1年生の時。父と3歳年上の姉が野球をやっていて、その背中を見てとのことだといいます。小さい頃から作新学院の野球に憧れ、小学校高学年には中等部の軟式野球部に入ることを決めていたそうです。
2年生でチームリーダーとなり、その流れの中でキャプテンを引き受けました。「トレーニングなどつらい時にも、全員で同じ方向を向いてやってきました。とてもいい仲間だと思います」とチームワークの良さを誇りにします。
気持ちの上では絶対に負けない
中野 颯希(なかの・はるき)さん(15)=3年生=は、優勝時の副主将でした。「春は決勝で負けてしまったので、夏は絶対に全国制覇するという気持ちで練習していました。その成果が出てくれて率直にうれしかったです」。気持ちだけは絶対に負けないという強い思いで取り組んだそうです。
中野さんも荒田さんと同じように「いろいろな方々に支えてもらっての優勝だと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです」と語ります。副主将として「何かうまくいかないことがあった時など、自分が下を向いていてはチームメイトも下を向いてしまうので、明るく前向きに取り組むことを心がけました」と心構えを話します。
中野さんも小学1年生の時に野球を始めたそうです。父と兄が野球に親しんでいたことから、自分も自然にやることになったとのことです。「点差が開いていても、あきらめずに頑張れば逆転が可能なところが野球の魅力」と語ります。
高校でも頑張ってプロを目指したい
荒田さんも中野さんも卒業後は、作新学院高校に進み、硬式野球部に入部する予定です。中学生で夏の優勝を実現できたので、高校でも甲子園に出場して優勝を勝ち取ることを目標に定めています。二人ともその後はプロに進み、活躍したいと希望を膨らませます。作新学院高校出身の今井達也選手のように、メジャーでプレーすることも決して夢ではなくなりました。
荒田さんは後輩たちに「自分たちができなかった春の全国大会での優勝も目指してほしい。今の1、2年生ならきっとできると思います」とエールを送ります。
3年間を振り返って、二人は「勝負には『運』も味方につけなければならないので、学校生活でのミスもないように日頃から心がけていました」(荒田さん)。「野球を通して、技術的な面はもちろんですが、人を思う気持ちなど精神面で成長できたと思います」(中野さん)。それぞれ得たものの大きさを語ります。
人間的成長に向け自ら考え取り組む
増渕 洋介(ますぶち・ようすけ)監督(44)は、中等部の保健体育の先生として教べんを執りながら、軟式野球部の指導に携わっています。監督歴は9年目になります。優勝に際しては、「優勝後に荒田主将とも話したことですが、本当に多くの人たちに支えられてここまで来ることができました。まずはその感謝の気持ちでいっぱいになりました」と語ります。
指導にあたっての方針としては「一人ひとりの母体となる人間的な成長を目指して、自分で考えて取り組むこと」を掲げているとのことです。優勝したチームは、新チームになった当初から「必ず日本一になる」との強い決意でスタートしたそうです。その情熱と選手たちの行動が掛け算となり、自分たち自身でチームをつくり上げていく喜びを感じながら進んでくれた、と評価します。「チームは生き物なので、その都度、変わり、成長していくと思いますが、自主性は部の伝統にしていきたいと思っています」と今後に向けての思いを話します。
現在の1、2年生には連覇の夢もかかります。「夏の連覇、さらに言えば春と夏の連覇は、自分たちにしかできないこと。プレッシャーもかかるとは思いますが、それを楽しむ気持ちで臨んでほしい」と期待を寄せています。
Profile
作新学院中等部軟式野球部(宇都宮市)
部員は間もなく卒業する優勝時の3年生を含めて45人。女子部員もいます。宇都宮市を中心に県内各地から集まっており、放課後の約2時間を中心に、集中的な練習に取り組んでいます。5人の女子マネージャーが活動を支えています。
栃木県民共済は県民読者の皆さまをこれからもサポートして参ります。
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