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 今市高校男子フィールドホッケー部は、2020年12月に行われた「第53回全国高等学校選抜ホッケー大会」で、見事優勝しました。新型コロナウイルス感染症の広がりの影響で、厳しい環境にある中で勝ち取った栄冠だけに、喜びもひとしおです。〝常勝チーム〟に向けてさらに決意を固めています。

フィールドホッケーの魅力を語ってもらった現在3年生、左から現キャプテンの北村 愛翔(まなと)さん、副キャプテンの入江 俊介(しゅんすけ)さん、副キャプテンの福田 凌太(りょうた)さん

(企画・制作 下野新聞社営業局)

全員の力がまとまり勝ち取った栄冠

 同部が優勝した全国高校選抜大会は、2020年度に開かれる予定だった大きな大会が次々に中止になる中、同年度に初めて開催された唯一の全国大会でした。特に当時の3年生にとっては、それまで力を発揮する機会がなかっただけに力が入りました。
 現在3年生でキャプテンを務める北村 愛翔(まなと)さん(17)は「当時の3年生にいい思い出をつくってほしいという思いが強くありました。1年生が積極的に攻撃し、2、3年生がしっかりディフェンスする形でチームがまとまり、特に決勝ではいい試合ができました」と振り返ります。これからのチーム運営については「目の前の一つ一つの試合を大切に戦っていきたい」と話します。大学に進学してホッケーを続けたいと言い、その魅力を伝える仕事をしたいと夢を描きます。

2020年12月の第53回全国高等学校選抜ホッケー大会で、見事に日本一に輝きました

 副キャプテンを務める福田 凌太(りょうた)さん(18)=3年生=は「厳しい練習を重ねてきたので、その努力が報われました」と大会の感想を話します。コロナ禍でなかなか練習ができず、個人的に走り込みや筋トレを続けたそうです。「勝ちに向けてみんなで団結して戦うのがホッケーの一番の魅力です。卒業後もホッケーを続け、日本を代表するプレーヤーになりたい」と決意を披露します。

小学生のころから競技に親しむ環境

 同じく副キャプテンの入江 俊介(しゅんすけ)さん(17)=3年生=は、大会での優勝について「一人ひとりが自分にできることをしっかりやったことが結果につながったと思います」と分析します。練習すればその分、力がつくことが実感できるのがホッケーの魅力と言います。「みんな力は同じくらい。競い合うことで高め合えています」。大学に進学しても続けていくと話し、社会人になっても何らかの形でホッケーに関わるつもりです。
 3人ともに小学生のころからホッケーに親しみ、中学校、高校と自然の流れで続けてきました。いずれも始めたきっかけは、兄弟姉妹など家族がやっているのを見て、とのことです。日光市今市地区には、子どもたちを受け入れるクラブチームがあり、地域全体でホッケーの選手たちを支える環境が整っています。

気持ちを切らさず頑張った努力実る

 今市高校の体育教師である、部の顧問の木村 浩一郎さん(27)は監督となってから3年を迎えます。「コロナ禍の中で練習などには苦労もありましたが、生徒たちが自主的に動画やLINEなどを使いながら活動してくれました。生徒たちもモチベーションを保つのが大変だったでしょうが、気持ちが切れないでやれたのが優勝につながったと思います」と生徒たちの頑張りをたたえます。

左:「リーベ栃木」と定期的に練習試合を行い、力を付けています。右:選手としても、今市高校で日本一に輝いている木村顧問(真ん中)

 自身が小学生のころからのホッケー少年でした。今市高校、早稲田大学でも選手として活躍し、栃木県を拠点とする「リーベ栃木」の創設にも関わりました。「リーベ栃木」は今も練習で胸を貸してくれる頼もしい存在です。地域の人たちの支えを痛感していますが、気がかりなのは競技人口の減少です。「今市高校を常勝チームにすることで、さらに多くの人にホッケーの魅力を知ってほしい」。競技の普及にも力を入れたいとしています。

 

Profile 

今市高校男子フィールドホッケー部(日光市)

1980(昭和55)年に開催された栃の葉国体に向けて1971年から活動を開始し、1974年に創部しました。以来、インターハイや全国高校選抜大会などでの優勝をはじめ、各種大会で優秀な成績を残しています。全国レベルで活躍する卒業生も多くいます。部員は21人。

※新型コロナウイルス感染症対策に留意の上、取材を行いました。(写真撮影の時のみマスクを外してもらいました)

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