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 作新学院高校ゲートボール部は、全日本ゲートボール選手権大会で、2018年、19年の2年にわたって全国優勝に輝きました。チーム編成に年齢や性別の制限はなく、この2回の大会も卒業生と在校生の混合の6人で出場しました。先輩、後輩が力を合わせ、今後もさらに上を目指します。

(企画・制作 下野新聞社営業局)

卒業生の片柳 尚記さん(真ん中の列、右から2番目)、山本 ちあきさん(下の列、右端)、正村 陽(ひなた)さん(下の列、右から3番目) 在校生の豊田 菜巴(なのは)さん(真ん中の列、右から3番目)、福田 悠也(ゆうや)さん(上の列、右から2番目)
 

進路に影響与えたゲートボール経験

 作新学院高校ゲートボール部は、月に1回、さくら市総合公園ゲートボール場で練習会を開いています。高校の部員たちは普段は学校で練習していますが、この日は卒業生とともに合同で練習に励みます。「全国大会で優勝した最年長メンバーが高校に入学したころからめきめき強くなりました。ゲートボールは誰にでもできる全世代型スポーツですので、頑張れば自分たちも全国で活躍できるという意識が芽生えてきました」と顧問の岩田 良文先生は話します。

月1回の練習会では、卒業生と在校生が一緒になって練習します。(さくら市総合公園ゲートボール場にて)

 片柳 尚記さん(24)は18年、19年優勝の時の中心的存在です。「兄がゲートボール部だったので自分も始めました。強くなりたい一心で練習に励み、高校生対象の全国ジュニア大会男子で3位入賞したことが大きな自信になりました」と振り返ります。
宇都宮大学4年生の時に卒業生4人、在校生女子2人のチームで実現したのが18年の全国初優勝です。「いろいろな世代の多くの人と交流できる。作戦もとても奥深い」と片柳さん。今、大学院で福祉工学を研究していますが、ゲートボールで高齢者と交流したことが福祉を志すきっかけになったと言います。

働き学びながら練習や試合に挑戦

文部科学大臣杯 第35回全日本ゲートボール選手権大会優勝

 卒業生の一人の山本 ちあきさん(23)は、 19年の茨城国体で女子1位に輝きました。高校の体験入部でゲートボールを始めたとのこと。「性別も年齢も関係なくできるのが一番の魅力。大会でいろんな人たちと知り合えるのも、ほかのスポーツにないところですね」と話します。働きながら在校生たちと一緒に練習に励んでおり、国体での連覇と、栃木国体でも活躍できるよう頑張っています。
 正村 陽(ひなた)さん(19)は、ゲートボールをやりたくて、大阪から転居して同校に入学しました。祖母が生活を支えてくれる中、片柳さんが率いるチームで全国優勝したほか、全国ジュニア大会女子で優勝、茨城国体での女子1位と輝かしい成績を残しました。「看護師を目指して専門学校で学んでいます。ゲートボールを通してお年寄りと交流するのが楽しく、看護師になりたいと思ったのもそのためです」と笑顔を見せます。

先輩たちの指導で在校生たちも奮闘

(左)第24回全国ジュニアゲートボール大会 女子1部クラス優勝 (右)第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体2019」ゲートボール競技会 女子 第1位

 1年生部員の豊田 菜巴(なのは)さん(15)は、姉と一緒に部活動に取り組んでいます。「姉が全国優勝したのを見て、自分もぜひと思っています。みんなで協力し合って勝利に導くところがすごく面白い。経験豊かな先輩たちから教えてもらえているので頑張っていきたい」。
  2年生で部員のまとめ役の福田 悠也(ゆうや)さん(17)は「多くの実績を残している部なので、自分も挑戦してみたいと思いました。部員が自主的に練習できる環境づくりを心掛けています。まずは全国ジュニア大会で優勝したかったのですが、中止になって残念です」と話します。
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、20年に開かれる予定だった各種大会はすべて中止となりました。連覇したことで出場が確実だったアジア大会も延期となってしまいました。21年も不透明な状況ですが、先輩、後輩の力を合わせて今後も全国大会、アジア大会を目指します。

 

Profile 

作新学院高校ゲートボール部(宇都宮市)

1988年、当時の作新学院高等部女子部の部活動として創部しました。その後、共学の作新学院高校となり、チームも男女加入の体制となりました。高校の部は男女21人を擁し、練習や試合には卒業生も多数参加しています。

※新型コロナウイルス感染症対策に留意の上、取材を行いました。(写真撮影の時のみマスクを外してもらいました)

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