[PR]栃木県民共済

 日本空手協会栃木県本部の小学生女子低学年チームは、昨年8月に行われた「小学生・中学生全国空手道選手権大会」で、形、組手の両部門を制覇し、総合優勝(文科大臣杯)を勝ち取りました。新型コロナウイルス感染症の影響で、今年の大会は中止になりましたが、来年の大会出場に向けて熱心な稽古に励みます。

(企画・制作 下野新聞社営業局)

昨年の全国大会で形と組手で優勝し、文部科学大臣杯を勝ち取った選手たち。 左から小林 希珠(のぞみ)さん、長谷川 珠来(じゅら)さん、青木 南似香(みにか)さん、永井 姫那(ひな)さん、川井田 美憂(みう)さん、早乙女 結良(ゆら)さん。

主力選手が集まり、強化練習に励む

 宇都宮市体育館の武道場に鋭い気合が響き、切れのよい演武が繰り広げられます。7月に行われた日本空手協会栃木県本部の強化練習の風景です。昨年8月、三重県で開かれた全国大会に小学生女子低学年チームとして出場し、形、組手ともに優勝という快挙を成し遂げた選手たちの多くも参加しました。
 昨年の優勝チームは、3年生、4年生で編成し、形、組手ともに3人ずつの出場でした。形は実戦での相手を想定し、技を競い合い、3人の演技の力強さや同調性が審査されます。主将を務めた形の小林  希珠(のぞみ)さん(10)=5年生=は、7月の強化練習には都合で参加できませんでしたが、「形を覚えたり練習することがとても楽しい。来年はまた全国大会に出場して優勝したいと思います」と決意を寄せてくれました。
 早乙女  結良(ゆら)さん(10)=4年生=は、「みんなそろってピタッと決まった時はとても気持ちがいい。空手を通して気持ちが強くなれたと思います」。また、川井田  美憂(みう)さん(10)=4年生=は、「練習しているうちに息が合ってきてできるようになりました。来年も同じ3人で優勝したい」と話します。

(上の写真)  昨年の全国大会で優勝を飾った形チームの演武。
(下の写真)  組手チームも優勝し、完全制覇で文科大臣杯を勝ち取ることができました。

みんなで一緒にやれるのが楽しい

 組手は相手と戦う実戦です。先鋒、中堅、大将に分かれて対戦します。試合では拳サポーターとマウスピースを付けますが、当たることも多く、けっこう痛さも伴うそうです。
 青木  南似香(みにか)さん(11)=5年生=は、「いとこの柔道の練習を見に来て、隣で練習していた空手の方が面白そうだったので始めました。全国大会で優勝でき、練習の成果が実ってうれしい」と笑顔を見せます。
 また、永井  姫那(ひな)さん(11)=5年生=は、保育園の年長からの経験者です。「みんなと一緒にできるのが楽しい。学校とは違った友達ができるところもいいですね」と空手の魅力を話します。長谷川  珠来(じゅら)さん(11)=5年生=は2人の兄が空手をやっている姿にあこがれて、1年生のころに入門しました。「3人とも同じ道場なので、一緒に練習できて励みになります。来年も全国優勝したい」と語ってくれました。
 今年の全国大会はなくなりましたが、来年は5年生、6年生の高学年の編成で、同じメンバーで出場できる可能性があり、「できれば一緒に出場したい」と口をそろえます。

7月から強化練習が再開されました。一つ一つの動きに集中し、稽古に励みます。

来年の大会に向けてしっかり稽古に励む

 以前、日本空手協会総本部で指導員を務めた猪越 悠介監督は、「子どもたちは優勝できるとは思っていなかったのではないでしょうか。その分、のびのびやれたと思いますね。練習していると急激に伸びる瞬間があるので、そこをきちんと見極めるよう心掛けています。また、勝敗もさることながら目標に向かって頑張ることの大切さを教えたい」。米良寿一技術局長も「特に相手があって成り立つ組手は、勝ち進むことでどんどん力がついていく場合があります。そのいいところが出たと思いますね」と評価します。
 強化練習は全国大会に向けて集中的に稽古をする場ですが、大会が中止となった今、モチベーションをしっかり保ちつつ、来年の大会に向けて稽古に取り組んでいます。

 

Profile 

日本空手協会栃木県本部

栃木県内に多くの支部団体を擁し、幼稚園児から社会人まで約1000人が加入しています。平成19年から各支部の主力選手を集め、月に1~2回の強化練習を行っています。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で実施できないでいましたが、7月に強化練習を再開することができました。

※新型コロナウイルス感染症対策に留意の上、取材を行いました。
※写真撮影の時のみマスクを外してもらいました。

 栃木県内で活躍されている方々を紙面を通して紹介させていただきます。
 栃木県民共済は県民読者の皆さまをこれからもサポートして参ります。