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 宇都宮市立星が丘中学校合唱部は、第72回全日本合唱コンクール全国大会中学校部門同声合唱の部で金賞を獲得。最高賞の文部科学大臣賞に輝きました。また同大会高校部門では、栃木県立宇都宮中央女子高校合唱部がAグループで金賞となり、3位にあたる岡山県教育委員会教育長賞を受賞しました。それぞれの部員全員が気持ちを合わせて快挙を成し遂げました。 

星が丘中学校の(左から)福田琴子さん、秋山心彩さん、小松莉来さん、磯野心さん、龍野遥奏さん

(企画・制作 下野新聞社営業局)

初心者からの挑戦頑張ってよかった

 星が丘中学校合唱部では、全国大会に出場した3年生が卒業したため、今は2年生が中心となって活動しています。次期部長を務める小松莉来(りら)さんは「賞を取れた時は、これまで頑張ってきたことが報われてとてもうれしかったです」と振り返ります。次期副部長の秋山心彩(ここあ)さんも「つらいこともあったけど、頑張ってよかったと思いました」と笑顔を見せます。

 部員の多くは入学してから合唱を始めました。福田琴子(ことこ)さんは「部活動の見学で、先輩の合唱を聞いて感動して入部しました」。磯野心(こころ)さんは「入学後、どの部に入ろうか迷っていた時に、先輩から優しく声を掛けられて決めました」。また、龍野遥奏(はるか)さんはお姉さんが合唱部だったとのこと。「コンクールで歌う姿がとてもかっこよくて、自分もやりたいと思いました」と、それぞれきっかけを話します。みんな一からのスタートで積み重ねてきただけに、喜びもひとしおです。

パートが重なり一つになる感動

 全国大会では、1年生から3年生まで38人がステージに立ちました。披露した楽曲はフランス語。正確な発音で歌うことにも苦労したそうです。指導にあたった川俣貴明教諭は、とにかく全員が努力家だったと、高く評価しています。「私が見ていなくても練習を怠ることはありませんでした。うまくなりたいという強い気持ちがあったと思います。卒業した3年生は、3年間でいろいろな勉強ができたと思うので、今後のそれぞれの人生に生かしてほしい」とその努力をたたえます。

 各パートが重なって一つになった時が一番感動する、と話を聞いた5人は口をそろえます。まとめ役だった3年生に対して、小松さんは「全国大会に連れて行ってくれたことに感謝しています」。また、秋山さんは「合唱以外でも指導していただき成長できました」。感謝を胸に新たな挑戦が始まります。

初の全国大会出場で、最高賞の「文部科学大臣賞」を受賞した星が丘中学校の合唱部

合唱を通して人として成長できた

宇都宮中央女子高校の(前列左から)吉原有里さん、山中優杏さん、西澤唯衣さん、野澤佑衣さん、(後列左から)石川文音さん、打和望実さん、田邉望乃花さん、高橋志穂里さん

 宇都宮中央女子高校が出場したAグループは、出場者が32人以下のカテゴリーです。同校では23人が出場しました。Aグループでの金賞受賞は今回で3年連続となりました。その中でも今回は全国3位にあたる賞で、上位入賞に一層の喜びに沸いています。

 部長務めた3年生の西澤唯衣(ゆい)さんは「合唱は中学校からやっていて、高校でも続けたくて入学しました。3年間やってきた中で、技術的にはもちろんですが、人間的にも成長できたと思います」と話します。練習責任者を務めた吉原有里(ゆり)さんも、合唱がやりたくて同校に入学した一人です。「賞を取ることは目標の一つではありましたが、それ以前に人の心に響く演奏をしたいと思っていました」と語り、その思いが届いたことにうれしそうです。

被災地での演奏で人の温かさにふれる

 夏の合宿では東日本大震災の被災地である陸前高田市を訪れ、現地で演奏会を開きました。ここで人の温かさにふれたことなどが部員にとっては大きな経験になったようです。将来は学校の先生になりたいという西澤さん。保育士を目指す吉原さん。「音楽を通して子どもたちに心のふれあいの大切さを伝えたい」と夢を膨らませます。

 指導者の吉岡訓子教諭は「大会が特別なのではなく、日頃の活動の延長という気持ちで取り組んできました。部員は素直で一生懸命な生徒ばかり。人の気持ちが分かる子どもたちだったと思います」と称賛を惜しみません。新しく入学する生徒たちにも「ぜひ一緒に」と呼び掛けています。

3年連続の金賞、3位にあたる「岡山県教育委員会教育長賞」を受賞 合唱部を支えた3年生(前列左から)吉原有里さん、山中優杏さん、西澤唯衣さん、野澤佑衣さん、 した宇都宮中央女子高校の合唱部
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