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 宇都宮文星女子高校秀英特進科美術デザインコースのチームは、昨年8月に開催された第28回全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)で、日本一の最優秀賞に輝きました。出場した4人は「ネタ作りには苦労したけど、努力が実ってうれしい」と喜びを語っています。

「まんが甲子園」で日本一に輝いたの4人。チームリーダーの桜井香澄さん(左下)、小田芽咲さん(右下)、小川いつきさん(左上)、西根依香さん(右上)

(企画・制作 下野新聞社営業局)

社会問題などへの関心が広がった

テーマに沿ってのネタ作り、背景・小物・人物など分担で作画。その絵を1枚のキャンパスにどう表現するのか。宮本教諭(真ん中)の指導の下、制限時間内に仕上がるように練習をしたそうです。

 昨年のまんが甲子園には270校が参加しました。予選を通過した33校が、高知市での本選大会に出場。宇都宮文星女子高校は第1次競技を順調に突破し、20校で競った決勝戦で見事頂点に立ちました。チームリーダーの3年生の桜井香澄(かすみ)さん(17)は、1年生で本選大会に出場したものの上位入賞ならず。2年生の時には予選で敗退しただけに、今回のうれしさはひとしおです。「時間があればみんなでネタのこと考える毎日だったので、努力が実って本当にうれしい」と話します。将来、漫画家を目指しています。

 同じ3年生の西根依香(えりか)さん(18)は、「考えたことをしっかり具体化できるいいチームだったと思います。日本一になれたのはみんなの力のおかげ」と仲間の奮闘をたたえます。全国高校デザイン選手権(デザセン)でも準優勝に輝き、二重の喜びとなりました。今後も絵を描き続けていきたいと話します。2人とも「まんが甲子園を通して、社会問題などへの関心が広がり、学ぶことが多かった」と振り返ります。

日本一に縛られず気負わず取り組んで

 2年生の小田芽咲(みさき)さん(17)は1年生の時も出場。予選突破ができず悔しい思いをしましたが、今回リベンジを果たしました。「なかなかネタが出せずに苦労したので、反省点を生かして今年の大会に挑戦したい。先輩たちがすごかったので不安もありますが、精いっぱい頑張りたい」と決意を固めます。同じく2年生の小川いつきさん(17)は「漫画のことは何も知らなかったので、優勝した時は自分がその中にいることが信じられませんでした」と率直な思いを話します。小川さんは西根さんとともに、デザセン準優勝のメンバーでもあります。

 間もなく卒業を迎える桜井さんは、後輩たちに「これまでの結果に縛られず自由にやってほしい。一生懸命やればそれでいい。つらければやめてもいい、くらいの気持ちでいいと思います」。西根さんも「今回の結果を重荷に感じることなく、まっさらなところから始めてほしい。ふわっとした中から面白いものをつくり出してもらえれば」。気負わずに取り組むことをアドバイスしています。

 

決勝戦のテーマ「元年」が最優秀賞に、第一次競技のテーマ「よろこんでやらせていただきます」特別賞 ゲスト審査員賞(稲垣理一郎先生)を受賞しました。©まんが甲子園

頑張ったメンバーを称賛リセットしてまた挑戦

指導にあたる宮本明子教諭は「とにかくエネルギーを使う大会なので、生徒たちは大変だったと思います」とメンバーの頑張りを称賛します。言葉から入るのでなく、直接絵で表現する〝文星方式〟が、4人の個性にうまく合ったのではないかと話します。

 しかし下級生たちには「一度、日本一は忘れよう」と話しているとのこと。「去年日本一になれたから、今年もという甘い大会ではありません」。リセットした上で、新しい個性の出現に期待を寄せます。

 

Profile

宇都宮文星女子高校美術デザインコース(宇都宮市)

宇都宮文星女子高校は、平成28年の第25回大会から「まんが甲子園」に出場しています。初回の出場の際には、敗者復活から勝ち上がり、3位入賞を果たしました。チームメンバーが個性を生かし、役割分担しながら制作に取り組むのが大きな特徴です。

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