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国分寺中学校の(左から)大野晃世君、齋藤淳哉君、池田穂音さん

 下野市立国分寺中学校の3人のチームは、今年7月に行われた「小・中学校囲碁団体戦全国大会」の中学校の部で見事優勝に輝きました。栃木県勢の優勝は9年ぶりのことです。小学校の部では、宇都宮市立富士見小学校の3人が3位に入る大健闘を見せました。

(企画・制作 下野新聞社営業局)

自分たちで研さん運動の部活と両立

 中学校の部で全国優勝したのは、国分寺中学校の大野晃世(おおの・こうせい)君(15)=3年生=、齋藤淳哉(さいとう・あつや)君(13)=2年生=、池田穂音(いけだ・ほのん)さん(13)=1年生=の3人です。3人とも学童保育の中にあった囲碁教室で学んだのが、囲碁を始めるきっかけになりました。それぞれ小学3年生になった時だったといいます。

 ここで基礎を学んだ3人は、道場や大人たちがたくさんいる囲碁会でさらに腕に磨きをかけます。大野君と池田さんは国分寺小学校から、また、齋藤君は国分寺東小学校から国分寺中学校に進み、顔を会わせることになりました。

 国分寺中学校には、部活としての囲碁部はありません。自分たちで力をつけていくしかありません。勉強はもちろんですが、大野君はテニス部、齋藤君は卓球部、池田さんはバレーボール部と、部活の運動部に所属し、「活動と両立させていくのは大変でした」と3人は振り返ります。

昨年は準優勝 悔しさがばねに

全国大会決勝トーナメント一回戦で、仙台白百合学園中学校との対戦の様子。

 大会は3人でチームを組み、優勝するには2日間で6試合を勝ち進まなければなりません。国分寺中学校は昨年も同大会に出場し、惜しくも準優勝でした。大野君と斎藤君はその時の出場メンバーです。「昨年、決勝まで進んで負けて、とても悔しい思いをしました」と大野君。齋藤君も「あと一歩で勝てたので残念でした」と、今年の大会に向けての大きなばねになったことを語ります。

 齋藤君と池田さんは、新しいメンバーを迎えて来年の大会にも出場を目指しています。「ある程度雰囲気がわかったので、緊張はすると思うけど、しっかり戦いたい」と池田さんは心構えを話します。

 囲碁の魅力について、大野君は「自分で考えて実行し、勝てた時の爽快感が楽しい」と話します。齋藤君も「自分の作戦が成功して勝てた時が一番うれしい」。池田さんは「勝った時のうれしさもありますが、囲碁を通していろんな人たちと知り合えるのもいいところだと思います」と語ります。

 卒業する大野君は「囲碁はわかってくるとますます面白くなります。高校に進んでもぜひ続けたい」。当面、来年の二連覇を目指す2人も「将来もずっと続けたい」と決意を固めています。

強豪相手に3位「よく頑張れた」

富士見小学校の(右から)大音奏太君、菱田和斗君、髙橋直之君

 小学校の部で3位となった富士見小学校の3人は、大音奏太(おおと・そうた)君(12)=6年生=、菱田和斗(ひしだ・わと)君(12)=6年生=、髙橋直之(たかはし・なおゆき)君(10)=5年生=です。3人は同じ幼稚園に通っていて、お母さん同士が交流する中で勧められ、囲碁を始めたそうです。

 大音君と菱田君は昨年の大会にも出場し、残念ながら予選で敗退するという悔しい結果に終わりました。今年はまずは予選突破を目指しましたが、大音君は「相手が強かったので3位はよくやったと思います」。また、菱田君は「3位になれるとは思っていなかったのでとてもうれしい」。髙橋君は「こんな大きな大会は初めてだったので、勝ててうれしかったです」と、それぞれ大会を振り返ります。

 「勉強すれば誰とでも対等に戦える」と囲碁の面白さを話す大音君たち。将来はまだわからないといいますが、できれば続けていきたいと希望しています。

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