雷鳴抄

津軽

太宰治（だざいおさむ）の小説「津軽」は、自身の故郷を訪ね歩いた紀行文である。冒頭の一文が唐突だ。

1/14 8:00

県内初の性別変更者は思う

20年前、30代女性と一緒に宇都宮家裁の扉をたたいた。女性は性別変更を申し立てる手続きだと伝え、招き入れられた。

1/13 8:00

二十歳を祝う

保育園や幼稚園を卒園した２０１１年３月に東日本大震災が発生し、東京電力福島第１原発事故に伴う健康への不安を抱えながら小学校に入学…

1/12 8:00

一一一忌

戦況が一段と悪化した１９４４年７月、地元栃木市に疎開していた作家山本有三（やまもとゆうぞう）の元へ電報が届く。

1/11 8:00

600年後のタイムカプセル

「お経はなぜ漢文調で読まれるのですか？」「歌詞が分からなくてもビートルズの曲は感動できます」。「好きな人が２人います。

1/10 8:00

病床六尺

何度電話をかけてもつながらない。仕方なく行ってみたら、車が長蛇の列をなしていた。大みそかの昼前、日光市内の休日当番医療機関である。

1/9 8:00

女将の強み

日本へ旅行に来た米国人に、どこへ泊まるのかと尋ねると「リオカン」と言う。

1/8 8:00

男女雇用均等法40年

日本女性航空協会（東京）は航空業界で働く女性の支援などを目的に、１９５２年に結成された。

1/7 8:00

杉並木植栽４００年

巨木そびえる日光杉並木の中をドライブしたことがある人は多いだろう。だが自分の足で走ったことのある人は、そう多くはないのでは。

1/6 8:00

老師のことば

「一年の願いを込めて日が昇る」。元日の小紙１面に掲載された「老師のことば」に喝（かつ）を入れられた。一年の計は元旦にあり。

1/5 8:00