【佐野】ごみの分別や減量化の意識を高めてもらうことを目的とした市主催の「3Rイベント」の目玉企画である再生品の展示提供で、市環境政策課廃棄物対策係の大川慎也(おおかわしんや)さん(46)は約15年にわたり、廃棄物を修理し再生品へと生まれ変わらせている。自転車や家具などが中心で、これまでに修理した数は100点以上。本年度2回目となるイベントは9月10日までみかもクリーンセンターで開催されており、大川さんは「修理することで必要としている人の元に届け、少しでもごみの減量につなげていきたい」と語った。
市は、リデュース(排出抑制)、リユース(再利用)、リサイクル(再生利用)の頭文字を取った「3R」の意識の浸透を図るため年4回ほどイベントを開催している。再生品展示提供は同センターに持ち込まれた廃棄物を職員らで修繕し、抽選で市民に販売している人気の催し。その修繕を中心となって作業しているのが大川さんだ。
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