第76回秋季県高校野球大会第10日は30日、清原球場で準決勝2試合が行われ、作新学院が2年連続26度目、白鴎大足利が2年ぶり6度目の関東大会出場を決めた。関東大会は21日から本県で開催される。
作新学院は11-7で国学院栃木に逆転勝ち。3点を追う八回、土井雄一郎(どいゆういちろう)の右越え3点本塁打で同点に追い付くと、タイブレークの延長十回に広田瑠稀哉(ひろたるきや)の適時打などで一挙8点を奪って試合を決めた。
白鴎大足利は文星芸大付に6-0で快勝。初回に篠原飛羽(しのはらとわ)の右前適時打などで4点を先制し、六、九回にも1点ずつ加えてリードを広げた。投げては先発の昆野太晴(こんのたいせい)が9安打を浴びるも要所を締めて完封した。
大会最終日は1日、同球場で関東出場の残り1枠を懸けた国学院栃木-文星芸大付の3位決定戦と、作新学院-白鴎大足利の決勝が行われる。
作新ナイン動かした危機感
苦しみながらも大会連覇に王手をかけた。国学院栃木を延長の末に破り、決勝へと進んだ作新学院。小針崇宏(こばりたかひろ)監督は「2死からの出塁、バッテリーの踏ん張りで流れを引き寄せられた」と勝因を振り返った。
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