青空にかざした護摩堂の切り絵御朱印

 【日光】山内の世界遺産・日光山輪王寺は10月1日、護摩堂で秋限定の切り絵御朱印の発行を始める。

 世界遺産エリアを訪れる外国人観光客などに秋の風景と輪王寺の護摩堂の雰囲気を感じてもらおうと制作した。

 御朱印は縦約17・5センチ、横約23センチ。紅葉が美しい境内と護摩堂を表参道から臨んだ構図で、赤を基調とした切り絵に金の箔(はく)押しが施されている。青空にかざすなどさまざまな背景で御朱印を眺めると、違った印象になる。

 護摩堂の畠山慈朋(はたけやまじほう)執行(しぎょう)(46)は「切り絵の御朱印は初めて作った。山内の景色や日本文化を感じてもらい、参拝の思い出や記念にしてほしい」と話した。

 発行料は1枚1200円。(問)同寺0288・54・0531。