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一つ一つ手作りされる愛らしい「お月見まんじゅう」=19日午前10時45分、栃木市城内町2丁目

 29日の十五夜に向け、栃木県栃木市城内町2丁目の生菓子・米菓製造業「ひざつき製菓」で19日、ウサギをかたどった「お月見まんじゅう」作りが始まった。

 十五夜の日だけに販売する限定商品で、今年は約800個を製造予定。米粉とヤマイモ、砂糖を使った生地で自家製あんを包み、ふかして作る。表面はウサギの耳を焼き印で、目をピンクの色粉で付け、愛らしい姿を表現している。

 19日は和菓子製造部マネジャー岩崎秀平(いわさきしゅうへい)さん(39)らが約250個を一つ一つ丁寧に手作りし、冷凍保存した。29日に栃木、小山、宇都宮市の直営店「武平作」4店舗で団子とセット販売する。

 岩崎さんは「菓子を味わいながら名月を楽しみ、家族だんらんのひとときを過ごしてほしい」と話した。