夏休みに入り、那珂川上流の黒羽観光やな(栃木県大田原市黒羽向町)が、親子連れでにぎわっている。
市内が猛暑日となった日曜日の6日、大勢の人が訪れた。塩焼きや釜飯などのアユ料理を味わい、子どもたちは、やな(幅4・8メートル、長さ20メートル)や周辺の浅瀬で水遊びを楽しんで歓声を上げた。川の中にキラキラと光るアユも見られた。
6歳のめいと訪れた宇都宮市西川田1丁目、会社員小澤祐亮(おざわゆうすけ)さん(38)は「自然がいい。夏らしい開放感を感じられました」と笑顔。やな担当者は「水が増えれば、もっとアユが見られる。子どもたちに川や水に親しんでほしい」と話した。
営業は11月15日(やな設置は10月末)まで。8月は無休、9月以降は火曜定休。(問)同やな0287・54・0087。