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LRTと乗用車の接触事故を想定して行われた対応実践塾=4日午後、宇都宮市下平出町

LRTと乗用車の接触事故を想定して行われた対応実践塾=4日午後、宇都宮市下平出町

LRTと乗用車の接触事故を想定して行われた対応実践塾=4日午後、宇都宮市下平出町

LRTと乗用車の接触事故を想定して行われた対応実践塾=4日午後、宇都宮市下平出町 LRTと乗用車の接触事故を想定して行われた対応実践塾=4日午後、宇都宮市下平出町 LRTと乗用車の接触事故を想定して行われた対応実践塾=4日午後、宇都宮市下平出町

 次世代型路面電車(LRT)の開業を26日に控え、県警とLRT運行会社の宇都宮ライトレールは4日、宇都宮市下平出町の車両基地で、交通事故捜査などを想定した対応実践塾を初めて開催した。警察官ら約50人が参加し、迅速な捜査のポイントなどを確認した。

 実践塾は、LRTのほか、電動キックボードなど新たなモビリティが関係する交通事故への適正な対応を学ぶ狙い。午前は座学、午後は車両基地でLRT車両を活用して研修を行った。

 右折しようとした乗用車が信号を見誤り、並走するLRT車両と接触した事故などを想定。通報を受けて駆け付けた警察官は、車両の停止位置や接触した部分の地面にチョークで印を付け、けが人の有無なども素早く確認した。

 参加した宇都宮東署の大類保奈美(おおるいほなみ)巡査長(25)は「勉強になった。交通事故の防止へ、ルールの周知や違反の取り締まりに努めたい」と話した。県警交通企画課の石井清一(いしいしょういち)交通事故抑止対策官(52)は「LRTの運行を妨げないよう、迅速かつ的確に交通事故捜査を行う必要がある」と強調した。