【宇都宮】8月の次世代型路面電車(LRT)開業を前に、市は26日、「清原地区市民センター前」停留場周辺で、地域住民や高校生と黄色のマリーゴールド500株を植えた。
植栽場所は、停留場南側の同市民センターと清原工業団地管理センターの植栽帯約200メートル。花の色はライトラインの車体カラーにちなんだ。
この日は、約30人の参加者がシャベルを手に、高さ約30センチに育った苗を約30センチ間隔で一つずつ植えた。市景観みどり課によると、花は11月ごろまで楽しめる。
地元で農地保全などに取り組む住民組織「飛山夢大地倶楽部」の石川裕夫(いしかわひろお)会長は「開業日には根付いて、きれいに咲いてくれると思う。LRTの車窓から見てもらえたらうれしい」と笑顔で話した。
市は今後、「東宿郷」や「駅東公園前」の各停留場周辺にも花のプランターを設置し、花で開業ムードを盛り上げる。