【佐野】5月に市役所1階へ移転した市ブランドキャラクターさのまるの拠点「さのまるの家」の壁面デザインを考えるワークショップが14日、市役所で初めて開かれた。市が募集した10人のさのまるファンが参加した。
新しい「家」の壁面はマグネットを貼り付けることができ、季節に合わせて装飾を変える予定。
参加した10人は3グループに分かれて、10~12月各月の壁面デザインを各グループで考案し、簡単なイラストにして発表した。
10月はハロウィーンをイメージしたお菓子やお化けと仮装したさのまる、11月は「芸術の秋」「食欲の秋」にちなんで、絵を描いたり食事を楽しんだりしているさのまる、12月はクリスマスをテーマにサンタ姿のさのまるや雪を模した綿を飾り付けるデザインを提案した。
発表が終了すると、参加者の前にさのまるがサプライズで登場。デザイン考案のお礼として、さのまるデザインのタオルを参加者一人一人に手渡した。
高萩町、主婦佐瀬(させ)じゅりさん(33)は「すてきな案がたくさん出て良かったです。皆さんのさのまる愛を実感しました」と振り返った。
今後、1月以降のデザイン案を考えるワークショップも開催予定。市の担当者は「皆さんのアイデアを基にデザインを完成させる。ファンや市民と共にさのまるを応援し、市やさのまるにもっと興味を持ってもらえるきっかけになれば」と話している。