【市貝】市塙(いちはな)の観音山梅の里で18日、梅のオーナー80組とその家族ら約230人が集まり、梅の実を収穫する収穫祭を楽しんだ。
観音山梅の里づくり協議会主催。約4ヘクタールの梅園に植えた約3千本の梅を、地元の2自治会の住民らでつくる同協議会が無農薬で育てている。今年は昨年に続き実の付きは良くなかったが、取れる分だけ実を落として持ち帰り、オーナーには事前に用意した梅が別途2キロずつ渡された。
家族6人で来た日光市鬼怒川温泉、給食調理員中島友美(なかじまゆみ)さん(42)は「実の付きが悪いと聞いて心配したが、取れてよかった。子どもたちにも経験させることができた」と笑顔を見せていた。