新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は22日、新たに計2775人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は33万5379人となった。60代1人と80歳以上4人の計5人が20〜22日に死亡し、県内の死者は計698人となった。

 新規感染者は0歳〜90歳以上。40代以下が全体の約7割を占め、最多の40代が479人、30代が436人、10代が414人、20代が345人などと続く。

 クラスター(感染者集団)は7件発生。うち高齢者施設が5件で、益子町では入所者41人と職員12人の計53人が感染。宇都宮市で6人、那須烏山市で5人、芳賀町で6人、茂木町で7人の感染が判明した。宇都宮市内と真岡市内の医療機関では11人と6人がそれぞれ感染した。

 死者のうち2人は入院中、3人が施設療養中だった。

 21日時点の病床使用率は65.5%。重症病床使用率は19.6%となっている。

 入院者(予定含む)448人、宿泊療養者152人、重症者8人。