1月24日から30日にかけて、日光市内で開催された第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」冬季大会スケート・アイスホッケー競技会。栃木県で8年ぶりの冬季国体にして、秋の本大会へと続く国体イヤーの幕開けを飾った今大会-。栃木県勢の戦いぶりを振り返る。

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 開始式は24日、日光市今市文化会館で行われた。各都道府県選手団の旗手が登壇し、栃木県アイスホッケー少年男子の鈴木章史(日光明峰高)とスピードスケート少年女子の篠原侑愛(同)が「練習の成果を発揮し、全国の皆さまに夢と感動を届ける大会にすることを誓います」と選手宣誓した。

開始式の様子は>>

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による流行「第6波」が急拡大する中、大会は感染対策を徹底し、原則無観客で行われることになった。

Day1 県勢V1号はショート斎藤

 競技初日に早速、県勢優勝者第1号が誕生した。ショートトラック成年男子1000メートルの斎藤慧(県スポーツ協会)。地元開催の重圧をはねのけ、「多くの県民から期待される中で活躍を見せられてよかった」と喜んだ。

斎藤、県民に恩返し>>

 フィギュアでは少年女子の北條楓(鹿沼東高)が県勢3年ぶりのフリー進出。少年女子には俳優としても活躍し、国体のPR動画に登場した本田望結(青森山田高)も青森県代表として出場した。

本田「日光に戻ってきたな」>>

Day2 ショート2日連続の県勢V

 この日もショートトラックで県勢優勝者が生まれた。今大会限りでの引退を決めていた山浦美和子(県スポーツ協会)が成年女子500メートルを制した。

23歳山浦 “有終の美”>>

 さらに、ショートトラックでは成年男子リレーが県勢初の入賞となる5位と健闘。フィギュア少年女子でフリーに進んだ北條楓(鹿沼東高)は23位だった。

専門員とベテランが結束>>
北條、貫いた「明るさ」>>

 スピードスケートの競技もこの日からスタート。日光明峰高単独で出場予定だったアイスホッケー少年はチーム内に新型コロナウイルスの感染者が出たため、27日の初戦を前に、大会を棄権した。

Day3 スピード同種目で1、3位

 県勢が3日連続で表彰台の頂点に立った。スピードスケート成年男子500メートルで阿部啓吾(県スポーツ協会)が優勝、2年前の覇者の川目拓磨(同)も3位に入った。

阿部、集大成の大勝負>>
川目、想定外に動じず>>

 スピードスケートでは、ほかにも成年女子500メートルの宇佐見鈴音(同)が4位、上鹿渡双葉(同)が6位、少年男子500メートルの萩原由侑(宇都宮工高)が7位で入賞した。

 競技初日のアイスホッケーは、1回戦に臨んだ成年が12-0で広島に完勝。フィギュアスケート成年男子でフリーに進んだ鈴木雄大(尚美学園大)は24位だった。

少年チームの分も>>
鈴木、歴史を刻む>>

 コロナ禍、原則無観客での開催となった大会。日光市内の土産物店や飲食店は、国体ムードが乏しい街にもどかしさを抱えつつ、全国から足を運んだ選手らの心情を思いやった。 もっと歓迎したいのに…>>