任期満了に伴い19日告示、26日投開票の日程で行われる那須烏山市議選(定数14)を前に、下野新聞社は立候補予定者18人にアンケートを行った。市議として取り組みたいテーマ(三つまで選択可)では「子育て・教育支援」「地域医療の存続」を半数の9人が選択。「市街地活性化」が8人(44%)で続いた。市は2005年の烏山、南那須両町の合併による誕生から20年を超えたが、合併効果は「出ていない」「どちらかといえば出ていない」の消極的な評価が9人で、積極的な評価を大きく上回った。

 設問は計6項目。回答は選択肢から選んでもらい、それぞれに理由を記してもらった。現在までに立候補の意向を示している18人全員から回答を得た。

 取り組みたいテーマで最多の一つとなった「子育て・教育支援」は、市の出生数が近年は年60人台が続くなど減少が激しいことへの危機感とみられる。「地域医療の存続」も多く、那珂川町との広域行政事務組合で運営するも、巨額の赤字が課題の那須南病院の問題などが背景にあるようだ。

 

 約20年間の合併効果は「出ていない」が「どちらかといえば」を含め半数。「その他」が4人、残りの肯定派も「どちらかといえば出ている」にとどまり「出ている」を選んだ回答者はいなかった。

 昨年の市長選で3選した川俣純子(かわまたじゅんこ)市長の市政運営を「支持する」「どちらかといえば支持」が計12人(66%)。「支持しない」「どちらかといえば支持しない」は計2人だった。

 市長選でも争点となり、本年度予算で物件調査費など6200万円を計上した「JR烏山駅周辺への新市庁舎建設」は55%の10人が賛成。反対は16%の3人にとどまり「防災拠点としては最悪」などの意見がみられた。その他は5人で「衆議一決とは言いがたい」「合意形成を最優先」などの声があった。

 議員定数、議員報酬は共に現状維持が最多で11人と9人。議員定数「削減」、議員報酬「増額」はそれぞれ1人だった。