能登半島地震の被災地支援に派遣されたJPホームサプライのデモ車(写真は同社提供)

 【佐野】大規模地震が発生した際にトイレが不足するケースが多いことを踏まえ、市は年度内に移動式水洗トイレ「トイレトレーラー」を1台導入する。昨年1月の能登半島地震でも広い地域で断水したことなどからトイレの衛生状態が課題となった。大規模地震の懸念や、異常気象に伴う大雨などが頻発する中、市は「有事に備えて、快適で衛生的なトイレ環境を整えていく。他市や他県に対する支援の際にも活用する考え」(危機管理課)としている。