新施設内で行われた内覧会の様子

新メニューとして提供される那須ロイヤルポーク焼売

新施設内で行われた内覧会の様子 新メニューとして提供される那須ロイヤルポーク焼売

 【那須】町が再整備を進めている高久乙の道の駅那須高原友愛の森で、那須の食レストラン「なすとらん」が21日、リニューアルオープンする。20日には内覧会が行われ、関係者ら約30人が完成を祝った。

 新施設は木造平屋建ての新築で、床面積約550平方メートル。座席数はテーブル席80、カウンター席12、テラス席20の計112席を設置した。旧施設と比べて37席を増設し、団体客も利用しやすくなった。事業費は約3億円。新型コロナウイルス禍で当初計画よりも約3年遅れで2024年8月に着工し、今年3月に完成した。

 メニューには旧施設でも提供していた那須和牛ステーキ丼や那須高原野菜カレーに加え、新たに那須ロイヤルポーク焼売(しゅうまい)や那須和牛の自家製ローストビーフ丼などを用意。そのほか地元産の旬の野菜などが味わえる。

 オープン式には平山幸宏(ひらやまゆきひろ)町長や斎藤則人(さいとうのりひと)町議会議長らが出席。平山町長は「那須の自然の恵みを食材として味わっていただきたい」と呼びかけた。

 営業時間は午前11時~午後3時(ラストオーダーは2時半)。町観光商工課によると、旧施設の利活用計画などは現在検討中だという。