【芳賀】町が桜堤遊歩道として整備を進める祖母井(うばがい)の五行川左岸で2月28日、芳賀中1年13人が桜の苗木の植樹を行った。
町は2022年度から、次世代型路面電車(LRT)開業に伴う新たな観光資源の創出に着手。祖母井の道の駅はがと芳志戸(ほうしど)の芳賀遊水地をつなぐ約1・3キロの五行川沿いや、同遊水地の周囲に桜を植栽した桜堤遊歩道の整備を進めている。
植樹した桜は「ジンダイアケボノ」。生徒らは苗木13本を1本ずつ掘った穴に立て、シャベルで優しく土をかぶせ足で踏み固めた。
竹越悠喜(たけこしはるき)さん(13)は「未来の町の観光に貢献できて良かった。大きく育ってほしい」と期待。町環境課の担当者は「生徒には桜が咲く時季に思い出して見に来てほしい。遊歩道が桜の名所となるよう整備していく」と話した。