【栃木】着物姿で蔵の街を散策するとさまざまな特典が受けられる「小江戸とちぎきものの日」が10日、市中心部で開かれる。
市民有志の実行委員会が主催し、6回目。一般社団法人全日本きもの振興会が定める「きものの日」(11月15日)に合わせ、江戸の情緒が漂う市の街並みをPRしようと開催する。
着物姿の参加者は人力車や蔵の街遊覧船に無料で乗ることができ、飲食店約40店で割引などが受けられる。栃木工業高写真部員によるフォトサービスや落語家桂右女助(かつらうめすけ)さんによる着物にまつわる講演会、和小物などが当たる大抽選会もある。
参加費は千円。当日午前10時~午後3時にとちぎ山車会館前広場で申し込む。着物を借りる場合は8日までに別途3300円で各自予約する。
当日は同広場で本県出身の墨絵作家荒川颼(あらかわしゅう)さんが墨絵パフォーマンスを披露。栃木駅北口の市観光交流館「蔵なび」ほかで二胡や箏、ハープなどの演奏が行われる。(問)実行委事務局(市観光振興課内)0282・21・2374。