園児たちの「ねがい」が一面に飾られた「光のトンネル」

 【佐野】吉水町の道の駅どまんなかたぬまで3日、冬の風物詩のガーデンイルミネーションが始まった。色鮮やかなまばゆい光が夜の景色を彩っている。

 道の駅がオープンした翌年の2002年から毎年実施している。今年はツリーの高さを約5メートルと昨年よりも約1メートル高くした。

 音楽に合わせて色が変わる「光のトンネル」も2年ぶりに復活。季節ごとに道の駅を装飾する「どまんなかたぬまアートプロジェクト」の一環で、市内の認定こども園の園児たちが「ねがい」を書いた短冊をトンネルの一面に飾った。

 この日は点灯式も行われ、来場者のカウントダウンのかけ声に合わせてイルミネーションが一斉に輝いた。多くの家族連れが写真撮影をしながら、きらびやかな冬の景色を楽しんだ。

 短冊に願いを書いた認定こども園こばとの田所世宇(たどころよう)さん(6)は「願いはパイロットになること。トンネルがキラキラしていて楽しかった」と笑顔で話した。

 期間は来年2月25日までで、点灯時間は日没から午前0時。