松井市長(手前)とアジフライを堪能する友田市長(右)。中央は佐藤前市長

 【鹿沼】「アジフライの聖地」としてまちおこしを進める長崎県松浦市の友田吉泰(ともだよしやす)市長がこのほど市を訪れ、「いちご市」を掲げる鹿沼市の松井正一(まついしょういち)市長らとアジフライの人気店「近江屋」(深程(ふかほど))で交流した。親交のある佐藤信(さとうしん)前市長が案内した。

 松浦市はアジの水揚げ量全国一を誇る。同市内36店舗でアジフライを提供するほか、Tシャツやステッカーなどのグッズを多種販売している。

 昨年度、全国市長会機関誌の企画で、佐藤前市長と友田市長らが意見交換を実施。佐藤前市長は退任後の9月、市内の商工関係者と松浦市を訪れるなど縁が続いていた。

 東北出張の帰路、初めて市を訪れた友田市長は「縁のある鹿沼市で、ふわふわのアジフライを食べられて良かった」と笑顔。松井市長は「(アジフライとイチゴの)聖地同士、意見交換できて良かった」と喜んだ。