扇形の的を目がけて矢を放つ選手たち

 【大田原】弓の名手、那須与一(なすのよいち)の墓前で弓を引く「第40回与一弓道大会」が6日、福原の玄性寺境内にある与一弓道場で開かれた。

 1185年の源平屋島の戦いで「扇の的」を射落とした与一の功績を広く伝え、弓道を普及発展させようと、那須与一公顕彰会が主催している。新型コロナウイルスの影響で5年ぶりの開催となった今回は、計226人が参加した。