二宮ふみの自筆と判断されたかるた絵

 【真岡】物井の旧家から7月に二宮尊徳(にのみやそんとく)資料館に寄贈された百人一首のかるた絵が、尊徳の娘ふみの自筆とみられることが26日までに、市文化課の調べで判明した。

 10代前半ごろの習作で、子どもの頃の作品が市内で確認されたのは初めて。今年はふみの生誕200年に当たり、同課は「子どもが書いた絵が今も地元に残っているのは、尊徳やふみが地域に愛されていた証拠」としている。