【鹿沼】9月9日の「救急の日」を前に、市女性防火クラブ連合会は7日、市消防本部で普通救命講習会を行った。約30人が実技を通して救命処置を学んだ。
有事に落ち着いて対応できるよう毎年実施。はじめに座学で、鹿沼消防署の救急隊員が救命処置の流れや、時間の経過や応急手当ての有無で救命の可能性が変わることなどを解説した。
その後、訓練用人形を相手に1人ずつ心肺蘇生の手順を実践。周囲の安全確認などを行った後、救急隊員から「もっと強く、早く、絶え間なく」とアドバイスを受けながら胸骨圧迫を実践した。自動体外式除細動器(AED)の使い方も確認した。
山崎晴美(やまざきはるみ)会長は「今年は初めて参加する会員も多く、有意義な講習会だった」と話した。