【大田原】佐良土の県なかがわ水遊園が開いていた夏の企画展「豪華絢爛(ごうかけんらん)メダカ展」は最終日の25日、来館者10万人を達成した。10万人の大台突破は2016年の開園15周年記念企画展「アマゾンアドベンチャー」に次ぎ2回目。
園によると、「メダカブーム」を受け、大人も楽しめる内容を目指しさまざまな約1万匹の改良メダカを展示したことが押し上げた。6月にスタートし、通例より会期が1カ月長かったことも奏功した。
10万人目は宇都宮市、会社員竹村有貴(たけむらゆうき)さん(33)、公務員麻未(あさみ)さん(33)夫妻。2人は自宅の九つの水槽で熱帯魚や金魚などを飼う魚好き。「水遊園はなかなか来られずにいた。初めて訪れて10万人目に当たるとは」と目を丸くした。メダカの缶バッジなどを記念に受け取り「何に使おう」と思いを巡らせた。
園の渡辺裕介(わたなべゆうすけ)総務企画担当グループリーダーは「会期ギリギリだが達成できて良かった。メダカを好む人の裾野の広さを実感した」と言う。