お化けの人形との写真撮影でポーズを取る来場者

 【佐野】お化け屋敷などを手がける丸山工芸社(田沼町)の「お化け人形」が18日まで、金井上町の市観光物産会館1階の休憩スペースに展示されている。

 同社は100年以上の歴史を持ち、生きているかのような表情が特徴の人形は、佐野の生(いき)人形として県伝統工芸品に認定されている。浅草花やしきのお化け屋敷などに携わったことでも知られている。

 今回の展示は、10月に開催する「ナイトミュージアムin葛生」のPRなどを目的に、市観光協会がお盆休み企画として実施している。2体のお化け人形などを展示しており、来場者は一緒に写真撮影ができる。

 都内から帰省中という40代の主婦は「ちょっとした夏の思い出になりました」と喜んでいた。

 入場無料。時間は午前9時~午後6時(最終日の18日は午後3時まで)。