【芳賀】地域の農家などで作る芳賀グリーン・ツーリズム実行委員会は11日、東水沼の唐桶宗山公園近くの畑でトウモロコシの収穫体験を行い、町内外の親子ら32人が太陽の下で農業の魅力に触れた。
子どもたちは背丈をゆうに超える茎が茂る中を歩いてトウモロコシを選び、「これいい」「大きいのあったよ」などと親に告げてから、もぎって笑顔を見せた。籠がいっぱいになるまで夢中で収穫していた。
作業が終わった後はすぐそばの同公園に移動し、地元の農家やボランティアが調理に協力した流しそうめんや夏野菜の天ぷらなどを味わった。
宇都宮市陽東2丁目、小学2年奈良歩(ならあゆむ)さん(8)は父博之(ひろゆき)さん(44)、母智恵(ともえ)さん(42)と参加した。「実がびっしり詰まっているのを探すのが楽しかった。たくさん採ったので家で食べるのが楽しみ」と喜んでいた。