市選管が作成した「親子連れ投票記念証」

 【小山】14日告示、21日投開票の市長選を前に市選挙管理委員会は「親子連れ投票記念証」を5千枚作成した。期日前と21日に親子連れ(18歳未満の子ども同伴)で投票に来た人を対象に配布する。

 将来を担う子どもたちに早い段階から選挙へ興味を持ってもらい、有権者になった際の投票につなげてもらうことが目的。総務省の調査によると、子どもの頃に投票する親について行ったことがある人の方が、投票した割合が20パーセント以上高いという。

 記念証はB6サイズ。裏面は塗り絵になっていて、おやまブランド公認キャラクターの「開運★おやまくま」が投票用紙を投票箱に入れる様子を描いている。県選挙管理委員会が昨年の県議選で作成した記念証を例に、市でも初めて作成した。

 市選管担当者は「塗り絵をしながら、親子で選挙について話し合ってもらいたい」としている。